社内イベントを行うメリット

・離職率の低下
社内イベントでは自然と上司や部下、同僚などと会話が生まれます。コミュニケーションが円滑になることで仲間意識が生まれ、働きやすい環境を実現することが可能です。働きやすい環境を実現することは、離職率の低下につながります。

・生産性の向上
コミュニケーションは仕事をするうえでも大切です。情報共有がスムーズになることで伝達ミスや認識違いなどの人為的なミスを減らすことができ、タスクや進捗の管理もしやすくなります。どのようなことに悩んでいるのか、今の進捗はどうなっているのか、手伝いが必要かなどを気軽に話せる職場環境を実現することで、生産性の向上が期待できます。
コミュニケーションがしっかりと取れていれば、ミスが発生した場合でも素早く状況の把握や対応を行うことができるでしょう。

いいイベントの条件

社内イベントを開催するうえで大切なことは、社員が楽しめるものにすることです。例えば、著名人を特別ゲストとして呼んだり、サプライズを用意したりなど、参加者の興味を惹くものを用意しておくことをおすすめします。
また、社内イベントの目的として「コミュニケーションの活性化」があるため、普段は関わり合いの薄い部署同士の交流を図ったり、参加者が協力して取り組めるイベントを用意したりと、社員同士のコミュニケーションを促すような工夫も必要です。

参加率を上げるポイント

「なかなか参加者が増えない」という場合、以下のポイントを意識しましょう。

・オンライン開催を検討する
テレワークにより出社している社員が少ない企業の場合、オンライン開催を検討してみましょう。移動時間がかからず、参加者の拘束時間も短くなるため、気軽に参加してもらえるでしょう。ランチ会やクイズ大会、ビンゴ、eスポーツなど、オンラインで行えるイベントはたくさんあります。

・参加しやすいタイミングを考える
休日に開催すれば時間をかけた大規模なイベントを開催できる反面、家庭のことで忙しい人や休日は休みたいと考える人も多く、参加率は下がってしまいます。そのため、お昼の時間や仕事が終わった後など平日に開催するのがおすすめです。繁忙期はもちろん、月初めや月末などの忙しくなるようなタイミングは避けましょう。

・積極的に情報発信を行う
せっかく楽しいイベントを企画しても、その存在を知ってもらわなければ多くの参加者を募ることはできません。最低でも1ヵ月前には案内を出しておくことをおすすめします。チャットやメールだけではなく、朝礼や夕礼などの集会、社内報なども活用しながら情報を発信しましょう。わからない点は気軽に質問できる担当者がいると、安心して参加してもらえます。